東京応化工業(tok)は、半導体やディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供している会社です。

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従業員とのかかわり

CSR情報

従業員が生き生きと働ける職場、安全で健康に働ける職場づくりの
取り組みについて紹介します。

健康と安全

健康経営への取り組みを継続

役員・従業員の疾病の予防・発見に努め、健康の保持・増進に向けたPDCAサイクルを着実に回す「データヘルス計画」を、当社健康保険組合との協働のもと2015年より実践しています。2017年からはインフルエンザ集団予防接種費用の全額補助など様々な保険施策を実施し、早期発見・早期治療によって疾病の重症化防止に努めています。また、2018年には健康ポータルサイト「My Health WEB」を立ち上げ、利便性や健康への知識・意識向上へ向けた情報提供を開始したほか、同サイトを活用したウォーキングラリー「歩FES」を開催し社長をはじめ多くの役員・従業員が参加しています。また、毎日のラジオ体操・ストレッチ、社内運動部での活動奨励など、役員・従業員一人ひとりの未病(健康寿命)意識の向上に注力しています。2019年からは、禁煙セミナーの開催や加湿器の導入、高齢化対応のパワースーツの導入も進めています。

こうした取組みを継続してきた結果、2020年2月には、経済産業省/日本健康会議による「健康経営優良法人2020」に3年連続で認定されました。今後の認定取得に向けて新たな取組みを実施しており、さらなる健康経営の推進を目指します。また、2021年1月には、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」に2回連続で認定されました。

健康経営優良法人_2020
スポーツエール

労働安全衛生/化学物質リスク低減

基本的な考え方

当社は、働く人の安全と健康確保は事業活動を行う企業の社会的責任であり、全てのステークホルダーからの要請であるという認識のもと、働きやすい職場、安全な職場の提供を通して、安全文化の醸成と定着、そして従業員の幸福度向上を目指しています。

安全衛生体制

当社は労働安全衛生活動において、各拠点の安全衛生委員会の年間活動計画を基に各種予防活動を実行しています。拠点単独では対応できない全社的な課題については、総務本部長をトップとする安全衛生連絡会で検討し、拠点を越えた水平展開が必要な施策の実施状況についても情報を共有してい
ます。このような組織体制のもと、化学物質による薬傷災害や発火事故、機械や重量物による重篤な災害の予防に取り組んでいるほか、万が一労働災害が発生した場合の徹底した安全対策の実施とその水平展開を進めています。

無題27
労働安全衛生方針

TOK グループは、事業活動を行う上で働く人の安全確保および健康保持を最優先事項と位置づけ、職場環境における事故・災害・疾病の防止を推進し、安全文化の醸成を図ります。

働く人:TOK グループ作業環境下で労務提供を行う社内外のすべての人

  • 各国・地域における労働安全衛生関係諸法令を遵守します。
  • 危険性、有害性の事前評価を行ない、リスクの低減を図ります。
  • 働く人に対し、必要かつ充分な教育訓練を実施します。
  • 事故・災害等の不測の事態が発生した場合でも、被害を最小限にとどめることを目的とした、保安・防災体制の強化に努めます。
  • 適切な経営資源を投入し、効果的な改善を継続的に実施します。

ISO45001認証の取得

近年、ステークホルダーからCSRに関するご質問、ご要望を受けるケースが増えてきています。弊社においてもCSR方針の策定を行い、その1つの要素である労働安全衛生パートに関するマネジメント体制の強化を進めてまいりました。このような背景から、労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)の認証取得・拡大を進めております。また、この活動を通じて、従業員の高齢化や省人化対策、メンタルヘルス対策といった各種安全衛生上の課題解決等を図ります。

2020年は、御殿場工場で国内拠点初となるISO45001の認証を取得しました。現在、2023年までに国内全拠点での認証取得を目指し準備を進めています。

また、当社はRBA行動規範の趣旨に沿った取組みにも着手しています。その一環として、郡山工場において、設備の修理・点検等における「ロックアウト・タグアウト」*1ルールを整備し、設備の誤作動・誤操作による事故を防ぐシステムの運用を開始しました。今後、郡山工場における運用状況を見ながら、他拠点への水平展開を進めていきます。同工場は、2020年から2021年にかけてのRBA*2監査受審を通じ、当該団体の行動規範に合致した職場であることを証明いただきました。今後も当工場をはじめとするグループ会社各拠点の従業員および関係会社従業員にとって、安全で働きやすい職場を作るためのさらなる体制強化を目指します。

*1 ロックアウト:機械・装置等の起動装置に鍵をかけ動かないようにすることタグアウト:ロックアウト中であることを表示することで、他の人が誤操作しないようにすること
*2 Responsible Business Alliance:電子機器メーカーやそのサプライヤーから構成される、サプライチェーンにおける労働者の安全・権利を遵守するための企業同盟

労働災害リスク低減活動への取組み

リスクアセスメントの強化

2020年は過去に発生した挟まれ・巻き込まれ事故、薬品による薬傷災害、重量物の転倒事故等を教訓に、拠点毎に重篤度の高いリスクの低減活動を推進しました。加えて、非定常作業におけるリスクアセスメント&危険予知(RAKY)活動を開始し、次年度における活動強化ポイントを設定しました。また、GHS分類を活用して化学物質の危険有害性の判定を行い、薬傷災害リスクを低減する「薬傷災害予防策としてのリスクアセスメントの活用」が評価され、2021年5月に日本化学工業協会より「レスポンシブル・ケア賞 努力賞」を受賞しました。

腐食性の高い物質や毒劇物の取り扱いに関する社内基準を制定、運用開始

当社では、半導体関連製品を製造する際、腐食性を持った化学物質を使用しているため、日頃より製造ラインや作業方法の見直しを進めるとともに、同じ化学物質を使用する拠点間で安全対策の情報を共有することで、さらなるリスク低減に努めています。2020年は、前年策定した「腐食性の高い化学物質の取り扱いに関する社内指針」の内容をさらに充実させ、社内基準として制定、運用開始しました。

内部監査や第三者審査の意見を取り入れた改善活動を推進

昨年より開始したISO45001の内部監査は、他拠点の内部監査員を積極的に起用することで、労災対策や環境汚染対策の情報共有の場として活用しています。また、外部機関による審査は、化学物質の取り扱いや静電気対策、労災対策等、第三者目線で評価や意見を頂戴できる貴重な機会として捉え、改善活動への取組みに繋げています。

労働災害防止活動

当社ではCSR方針に紐づく労働安全衛生方針を掲げ、事業活動を行ううえで働く人の安全確保および健康保持を最優先事項と位置づけ、職場環境における事故・災害・疾病の防止を推進することで、安全文化の醸成を図っています。特に労働災害においては、各拠点の安全衛生委員会で防止活動を展開しながら様々な要素について維持・向上を図ってきました。加えて、事故や労働災害が発生した場合の緊急処置等を定めたマニュアルの整備や、計画的な従業員教育・訓練、従業員の安全意識の醸成など、グループ全体で安全レベルの向上に取り組んでいます。
2020年は7件(休業災害0件、不休災害7件)の労働災害が発生しましたが、災害度数率は0%を達成しました。幸いにも重篤な労働災害は発生しませんでしたが、いずれもリスクの見直しと対策を講じて再発防止を図っています。今後も労働災害「0」を目標に、リスク低減活動および従業員の安全意識向上に努めていきます。

度数率
強度率

※ 度数率:100万延実労働時間あたりの労働災害による死傷者数であり、災害発生の頻度を示す。
度数率=(労働災害による死傷者数/延実労働時間数)×1,000,000 
(労働災害による死傷者数=1日以上の休業を必要とした死傷者の数)

※強度率:1,000延実労働時間あたりの労働損失日数であり、災害の重さの程度を示す。
強度率=(延労働損失日数/延実労働時間数)×1,000 
(延労働損失日数=労働災害による死傷者の延労働損失日数)
化学工業および製造業のデータ出典:厚生労働省「労働災害動向調査」

今後の課題と取組み

当社は労働安全衛生方針において、働く人の安全確保および健康保持を最優先事項と位置づけていますが、ここでいう「働く人」とは、当社グループの従業員に限らず、当社グループの作業環境下で労務提供を行う社内外のすべての人を指します。今後も各国・地域における労働安全衛生関係諸法令を遵守す
るのはもちろんのこと、引き続き各拠点でのISO45001の認証取得を目指すとともに、労働災害を防止する強固なマネジメントシステムの構築に努めていきます。

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