TOK尖端材料株式会社における新検査棟の建設に関するお知らせ

企業情報

東京応化工業株式会社(本社:川崎市中原区/取締役社長:種市 順昭、以下「当社」といいます。)は、連結子会社であるTOK尖端材料株式会社(本社:韓国・仁川広域市、以下「TOKAM」といいます。)の仁川工場に新検査棟を建設することを決定いたしました。2023年11月に着工し、2026年上期より稼働を開始する予定です。

当社は顧客密着戦略のもと、韓国におけるフォトレジストの研究開発・製造・販売拠点として、2012年にTOKAMを設立しました。以来、TOKAMは韓国における当社グループ製品の採用拡大をけん引してまいりました。現在では、当社連結売上高における韓国向け売上高の割合は12.5%を占めます(2022年12月期実績)。

このたび当社は、韓国半導体市場における需要拡大に伴い、製品のさらなる高品質化および供給能力拡大を目的として、TOKAMにおける新検査棟の建設を決定いたしました。

新検査棟には新たな検査装置を導入する予定であり、製品の品質や検査効率の向上を見込んでいます。加えて、将来の需要増加にも対応できる拡張性を備えるほか、働く人にとって安全で快適な建物となるよう設計します。

当社グループは、2020年8月に発表した長期ビジョン「TOK Vision 2030」で示したありたい姿の実現のために、2022年2月に発表した「tok中期計画2024」の3カ年において、過去最大規模となる600億円以上の設備投資を計画しています。今後も中長期的な半導体市場の成長に対応するため、積極的な設備投資を実施し、グローバルサプライチェーンを強化します。

1.   TOK尖端材料株式会社 新検査棟の概要

所在地         大韓民国 仁川広域市
建築面積       1,540㎡
着工予定       2023年11月
稼働開始予定   2026年上期
投資金額       70億円以上(予定)

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TOK尖端材料株式会社 新検査棟 完成イメージ

2.   今後の見通し

本件が当社の2023年12月期連結業績に与える影響は軽微であり、2023年7月28日に公表した連結業績予想に織り込み済みです。