東京応化工業(tok)は、半導体や液晶ディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供している会社です。

株主・投資家の皆様へ

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IR情報

取締役社長 種市順昭より、2018年12月期の経営成績および
事業展開のご報告と、今後の課題・戦略をご案内します。

2018年12月期を振り返って

経営成績

tane 投資

当期の売上高は、1,052億77百万円(前年同一期間比4.8%増)となりました。利益面におきましては、営業利益が105億5百万円( 同6.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は為替差損益の悪化、税効果会計による特殊要因の影響等により、68億75百万円(同0.1%減)となりました。

連結売上高の推移
営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益および1株当たりの配当金の推移

 

事業展開

材料事業が好調を維持
  • 半導体用フォトレジストと高密度実装材料の売上増加
  • 高純度化学薬品の売上が大幅に増加
  • EUV(極端紫外線)フォトレジストの販売を開始

半導体用フォトレジストは、旺盛な半導体メモリ需要に支えられアジア・日本地域を中心にKrF(フッ化クリプトン)レジストや高密度実装材料等が引き続き順調に推移いたしました。また、高純度化学薬品は、アジア地域において大手ユーザーの最先端プロセス製造ラインの立上げが進んだことを受けて堅調に推移いたしました。
また、次世代の半導体加工技術として有力視されているEUVを用いた半導体製造プロセスも、量産が目前に迫っており、当社のEUVフォトレジストの販売も開始しております。

無題

半導体用フォトレジストの地域別売上構成

地域別売上構成に大きな変化なし

当期の半導体用フォトレジストは、アジア・日本地域向けの販売が順調に推移し、その中でアジア地域の売上が約6割をしめております。地域別構成比としましては、各地域の増減が小幅にとどまったため、前年同一期間と比較し大きな変化はありませんでした。
進行期は、すべての地域において需要の増加を予想しております。特に日本地域は、さらなる市場拡大が見込まれる3D-NANDフラッシュメモリ向け製品の販売数量の増加を見込んでおります。

無題

2019年12月期の見通し

売上は増加、利益は為替や経費の増加の影響を受け前期比同水準を予想

売上高

材料事業は、最先端メモリの生産が引き続き高水準で推移するなかで、半導体用フォトレジストや高純度化学薬品の販売量がアジア、日本、北米地域などで増加するほか、装置事業におきましても、ウエハハンドリングシステム「ゼロニュートン®」、半導体製造装置、フレキシブルディスプレイ製造用装置の売上増加により、増収を計画しております。

利益

材料事業は、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品が順調に販売量を伸ばす見込みですが、円高や、材料事業の経費増加の影響を受けて前期比同水準となる予想です。
一方で装置事業は、売上増加による収益改善を予想しております。

業績予想概要

株主配当について

これまで株主の皆様への利益還元につきましては、現在の水準を考慮しつつ「連結配当性向40%以上の配当の継続」、「株主還元策としての自己株式の取得を弾力的に実施すること」を基本方針としておりましたが、配当に関しましては新中期計画の始動に先駆け見直しを実施、安定的かつ継続的な利益還元を実施するため、2018年12月末配当分よりDOE(連結純資産配当率)3.5%を目途とする方針に変更いたしました。当期末配当金に関しては、変更した方針に基づき、1株当たり60円とさせていただきました。これにより、中間配当金36円と合わせて、年間配当金は1株当たり前期(2017年12月期)64円から32円増配の96円といたしました。

プレゼンテーション1-2
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