東京応化工業(tok)は、半導体や液晶ディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供している会社です。

株主・投資家の皆様へ

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IR情報

取締役社長 阿久津郁夫より、2017年12月期の経営成績および
事業展開のご報告と、今後の課題・戦略をご案内します。

2017年12月期を振り返って

経営成績

取締役社長 阿久津郁夫

当期の売上高は、924億11百万円(前年同一期間比14.4%増)となりました。利益面におきましては、営業利益が91億94百万円( 同1.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は60億7百万円(同9.5%増)となりました。

なお、当期は、決算期変更により9カ月間の変則決算となりますが、株主の皆様からの日頃のご支援にお応えするため、当期の期末配当金を1株当たり32円に据え置きました。これにより、中間配当金32円と合わせ年間配当金は1株当たり64円となります。

連結売上高の推移
営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益および1株当たりの配当金の推移

 

事業展開

材料事業が好調を維持
  • 半導体用フォトレジストと高密度実装材料の売上増加
  • 高純度化学薬品の売上が大幅に増加
  • EUV(極端紫外線)用フォトレジストが高い顧客評価を獲得

半導体用フォトレジストは、旺盛な半導体メモリ需要に支えられアジア・日本地域を中心にKrF(フッ化クリプトン)フォトレジストや高密度実装材料等が引き続き順調に推移しました。高純度化学薬品は、アジア地域において大手ユーザーの最先端プロセス製造ラインの立上げが進んだことを受けて好調に推移しました。
また、次世代の半導体加工技術として有力視されているEUVを用いた半導体製造プロセスも、量産が目前に迫っており、当社のEUV用フォトレジストが量産適応を検討している各社において良好な評価結果を得ております。

半導体用フォトレジストの地域別売上構成

当期は、アジア、日本地域向けが順調に推移

当期の半導体用フォトレジストは、アジア・日本地域向けの販売が順調に推移しました。特にアジア地域において大幅に売上を伸ばしたため、同地域の売上構成比が増加しました。一方北米地域においては、大手ユーザーにおける最先端プロセスを適応した半導体の量産化が遅れたこともあり前年同水準となりました。
進行期は、すべての地域において需要の増加を予想しております。特に日本地域はさらなる市場拡大が見込まれる3D-NANDフラッシュメモリ向け製品の販売数量の増加を見込んでおります。

今後の課題・戦略

第89期の見通し
材料事業の成長に装置事業の拡大が寄与し、増収増益を予想

売上高
材料事業は、旺盛な半導体需要を受けてアジア地域や日本向けにエレクトロニクス機能材料の販売量の増加に加え、高純度化学薬品においてもアジア、北米地域向けに出荷量の増加を予測しております。あわせて、装置事業においても、シリコン貫通電極形成システム「ゼロニュートン®」やフレキシブルディスプレイ製造用装置の売上増加を計画しております。
利益
材料事業は、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品が順調に販売量を伸ばす見込みですが、原油高による原材料価格の上昇や、減価償却費等の費用の増加に加え、円高による影響を受け減益となる予想です。
一方、装置事業は、売上増加による収益改善を予想しています。
この結果、当期の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、装置事業の収益改善の効果などにより、それぞれ増益を予想しております。

 

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