東京応化工業(tok)は、半導体や液晶ディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供している会社です。

株主・投資家の皆様へ

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IR情報

取締役社長 阿久津郁夫より、2017年3月期の経営成績および
事業展開のご報告と、今後の課題・戦略をご案内します。

2017年3月期を振り返って

経営成績

取締役社長 阿久津郁夫

当期の売上高は、887億64百万円(前期比1.3%減)となりました。利益面におきましては、営業利益は99億54百万円( 同20.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は63億43百万円(同17.8%減)となりました。

このように当期は厳しい業績となりましたが、期末配当につきましては株主の皆様の日頃のご支援にお応えし、安定的な利益還元の観点から1株につき32円とさせていただきました。 これにより年間配当金は、中間配当金32円と合わせて前期と同額の1株当たり64円といたします。

連結売上高の推移
営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益および1株当たりの配当金の推移

 

事業展開

エレクトロニクス機能材料が引き続き好調を維持
  • 半導体用フォトレジストと高密度実装材料の売上増加
  • 高純度化学薬品の売上減少
  • 機能性フィルムの量産工場完成

エレクトロニクス機能材料は、半導体製造の先端プロセスで需要が拡大しているKrF(フッ化クリプトン)フォトレジスト、高密度実装材料などの高付加価値製品が引き続き好調に推移しましたが、高純度化学薬品におきましては北米、アジア地域を中心に低調に推移しました。
また、当社の微細化技術を活かした新規事業として、高耐熱性、高薬品耐性等を有する機能性フィルムの量産設備を導入し、生産を開始しました。

半導体用フォトレジストの地域別売上構成

当期は日本向けが好調に推移

当期の半導体用フォトレジストは、日本地域向けの販売が好調に推移したため、売上が前期を上回るとともに、構成比率が増加しました。一方、北米、アジア地域では大手ユーザーにおける最先端プロセスを適用した半導体の量産が本格化したことで、販売は堅調に推移しましたが、円高傾向で推移した為替の影響等もあり売上は低調に推移したため、構成比率も減少しました。
進行期は北米、アジア地域向けでも需要増加を見込んでおりますが、さらに日本地域において、市場拡大が見込まれる3D-NANDフラッシュメモリ向け製品の販売数量の増加を見込んでいます。

今後の課題・戦略

tok中期計画2018の進捗について

「tok中期計画2018」に基づく「事業ポートフォリオの変革」「顧客密着戦略の進化」「グローバルに対応できる人材の開発を推進」「経営基盤強化とTOKグループ構想の実現」の4つの全社戦略のもと諸施策を推進してまいります。
材料事業は、引き続き半導体製造で使用されるエキシマレーザー用フォトレジストのシェア拡大を図るとともに、高密度実装材料など高付加価値製品の拡販に尽力してまいります。また、装置事業では、三次元実装市場での技術優位性を活かし、シリコン貫通電極形成システム「ゼロニュートン」の拡販に注力してまいります。
なお、決算期変更に伴い、2017年度(第88期)においては、当社ならびに国内子会社は4月から12月までの9ヵ月間を、海外子会社は従来どおり1月から12月までの12ヵ月間を、連結対象期間としています。

tok中期計画2018
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